『ファイナルファンタジー』シリーズの坂口博信、『ドラゴンクエスト』シリーズの堀井雄二・鳥山明が手を組む「ドリームプロジェクト」の名の下で制作された、タイムトラベルをテーマとしたRPG。
当時としては正に「夢」のようなプロジェクトから生み出された本作は、オーソドックスながら非常に高い完成度を誇り、そのどことなくノスタルジックな世界観や楽曲も相まって多くのファンに支持されている。
特に海外では日本産RPGの最高傑作として挙げられることも多く、様々な機種に移植されている。
ジャンル アクションゲーム
発売・開発元 ナムコ
配信日 2011年7月6日 600円
本作のディレクター・吉沢秀雄氏によると、開発当時「ゲームのストーリーは雰囲気作りのためのおまけ」という風潮が業界にはあり、それに対する疑問から「ゲームでしか描けないストーリーを作りたい」と考え、本作のオープニングとエンディングを思い付いたという。
『歴史に残る映画があるように、歴史に残るRPGがある』
そんな大胆なキャッチコピーを引っさげてSS成熟期に現れたRPGがある。
それまでSSにはキラータイトルとなる大作RPGが存在しなかった。FF・DQという二大RPGをプレイステーションに奪われ、ポケモンも任天堂系ハード以外での発売など不可能……ならばとばかりに、セガはゲームアーツに対して強力なバックアップを行った。この作品をFF・DQに対抗できる名作にするために。