2024年03月21日更新

艦これ kancolle 基地航空隊

【艦これ】基地航空隊出撃時制空値の高い装備ランキング（陸戦・艦戦・局戦）

基地航空隊を使うときに『陸攻3戦闘機1』という編成にすればいいと分かった後、具体的にどの戦闘機を使えばいいか分からず困ったことはありませんか？そんな提督のために、陸戦・艦戦・局戦の制空値の高さランキングを作りました。使いやすいよう、行動半径5以上と4以下に分けています。

作者へ連絡

16749

目次閉じる

この記事はどんな内容の記事なの？

艦これの攻略サイトでは、「陸攻3戦闘機1で制空劣勢を狙おう」とか「戦闘機4で制空削りをしよう」などと、海域ごとに基地航空隊の最適な編成が解説されています。

しかし、基地航空隊は普段あまり使いませんし、新装備が次々と登場するため、「制空値が高い戦闘機ってどれだっけ？」と分からなくなっている提督も多いはずです。

そこで、この記事では行動半径5以上と行動半径4以下に分けて、おすすめの戦闘機を制空値の高い順に紹介していきます。

なお、この記事では戦闘機という用語を陸戦・艦戦・局戦の総称として用いることにします。また、戦闘機の熟練度はMAXになっているという前提で話を進めていきます。

基礎知識：熟練度MAX戦闘機の制空値を計算する式

制空値 = √18 × (対空＋ 1.5 × 迎撃) ＋ 25

小数点以下は切り捨てされます。最初の√18は基地航空隊の1スロ搭載数18の平方根です。小数に直すと、4.2426…。実用上は控えめに4だと思っておけばいいです。最後の25は熟練度MAXボーナスです。ここまでは本隊の航空戦と同じなので違和感ないはずです。

問題は括弧の中身です。本隊の航空戦であれば対空値しか関係しないのですが、基地航空隊では迎撃値も関係してきます。そのおかげで、迎撃値がついている陸戦や局戦は、対空値が大したことなくても、制空値がけっこう高くなります。

以下、この記事では陸戦・局戦と艦戦を比較しやすいよう、『対空＋1.5×迎撃』の値を実質対空として表示していくことにします。

行動半径5以上のおすすめ戦闘機

基地航空隊を送ることになるであろうボスマスや道中の難関マスはほとんどの場合、行動半径5以上を必要とします。なので、その条件を満たす装備に絞って紹介していきます。

なお、レアすぎてごく一部の提督しか持っていないような装備、基地航空隊に配備するより本隊の空母に装備させたほうがいい装備は掲載していません。

では制空値の高い順に紹介していきます。
---------

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：一式戦隼II型(64戦隊)
種別　　：陸戦
実質対空：18.5
制空値　：103
行動半径：7

現在、最高の制空値を誇る装備です。行動半径も7と、戦闘機の中では最長です。あらゆる戦闘機の上位互換と考えてよく、この装備を使わない理由は存在しません。妖精さんも王者の風格が漂っていてかっこいいです。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：一式戦隼III型甲(54戦隊)
種別　　：陸戦
実質対空：12.5
制空値　：78
行動半径：7

隼II型(64戦隊)と比較すればだいぶパワーダウンしていますが、しかし、行動半径7と長く、制空値は烈風改を上回っています。非常に使い勝手がよく、基地航空隊の制空要員としては定番の装備です。この装備と隼II型(64戦隊)の登場により、以前は定番装備とされていた零式艦戦21型(熟練)の出番がだいぶ減った感があります。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：Spitfire Mk.V
種別　　：陸戦
実質対空：12
制空値　：76
行動半径：5

2017夏イベで実装された装備です。行動半径が5しかないので、イベントだとボス戦には使えないことが多いです。しかし、烈風改と同等の76という制空値は魅力的。第一、第二部隊をボスに送り、第三部隊をボス前のマスに送るという場面では出番があります。あとは6-5ボスで制空均衡を狙って、第一を陸攻2陸戦2、第二を陸攻3陸戦1とするなら、この装備の出番があります。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：一式戦隼III型甲
種別　　：陸戦
実質対空：11.5
制空値　：74
行動半径：6

対空値が7しかないので雑魚装備かと思いそうになりますが、迎撃値が3あるので、実質対空はなんと11.5になります。行動半径も6あるので、零式艦戦52型(熟練)★maxの上位互換です。イベントでボスに「陸攻3陸戦1」を3部隊送るときはこの装備の出番です。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：零式艦戦52型(熟練)★max
種別　　：艦戦
実質対空：11
制空値　：72
行動半径：6

烈風系の行動半径が5であるのに対し、この装備は6あります。★maxまで改修すれば対空値が11まで上がるので、初期の頃から、基地航空隊の制空要員として有用と言われ、量産が推奨されてきました。最近は隼シリーズが有能なせいで、出番が減りつつありますが、ボスマスや空襲マスで制空削りする場合にはこの装備が必要になってきます。普通に本隊の空母に載せても役立つので、相変わらず量産が推奨されています。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：零式艦戦21型(熟練)★max
種別　　：艦戦
実質対空：10
制空値　：67
行動半径：7

戦闘機としては最長の行動半径を持つ装備です。制空値は決して高くありませんが、遠いマスに制空要員を多めに送りたいときには必要になってくる装備です。初期の頃から現在に至るまで量産が推奨されています。この装備を機種転換することで、零式艦戦52型(熟練)★maxが入手できるのですが、性能は一長一短であり、どちらを多めに保有すべきかは難しい問題です。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：烈風
種別　　：艦戦
実質対空：10
制空値　：67
行動半径：5

基地航空隊の装備としては性能が良いとはいえない装備です。しかし、用意しやすいというメリットはあります。距離5のマスに制空要員を大量に送りたいけど、零式艦戦52型(熟練)★maxや零式艦戦21型(熟練)★maxは用意できていないとか、用意できてるけど本隊の空母に装備させたいというときには、この装備の出番になります。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：一式戦隼II型
種別　　：陸戦
実質対空：9
制空値　：63
行動半径：6

烈風同様にこの装備も零式艦戦21型(熟練)★maxおよび零式艦戦52型(熟練)★maxの下位互換です。それらの装備が量産できていれば、この装備に出番はありません。量産が終わるまでの一時しのぎ要員と言えます。見た目も質素な感じで弱そうです。

--------
ここまで紹介してきた装備でほとんどの場合は足りると思います。しかし、もし足りてない場合は以下の装備の中から行動半径が適していて、できるだけ対空の高いものを選んで使ってください。

《行動半径7》
対空8：零式艦戦21型(熟練)
対空5：零式艦戦21型

《行動半径6》
対空9：零式艦戦52型(熟練)
対空9：零戦52型丙(六〇一空)
対空6：零式艦戦52型

装備が不足しがちな人はとりあえず、蒼龍牧場を経営するのがおすすめです。改二まで育てれば、零式艦戦21型(熟練)が手に入ります。ついでに、支援艦隊用の装備として有用な九九式艦爆(江草隊)も手に入ります。

その後は零式艦戦21型(熟練)★maxを増やしていって、貯まったら少しずつ零式艦戦52型(熟練)★maxに機種転換させていきましょう。

行動半径が4以下のおすすめ戦闘機

なかなか行動半径4以内のマスに基地航空隊を送る機会はないですが、イベントではたまにそういう機会があったりします。行動半径が短い戦闘機には制空値が高いものが多いので、使えるときはガンガン使うべきです。

では制空値の高い順に戦闘機を紹介していきます。今回もレアすぎる装備は排除しています。
--------

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：Spitfire Mk.IX(熟練)
種別　　：陸戦
実質対空：16
制空値　：93
行動半径：4

2017年夏イベで実装された装備です。妖精さんはぼんやりした顔をしていますが、制空値の高さは隼II型(64戦隊)に次いで第2位です！これから使う機会は増えていくはず。ぜひ覚えておいてください。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：三式戦飛燕(飛行第244戦隊)
種別　　：陸戦
実質対空：15
制空値　：89
行動半径：4

三式戦飛燕系の中では最強の性能を持つ装備です。迷彩柄が入っていて強そうな見た目なので覚えやすいです。以前から、非常に高い制空値を持つ装備として知られていて、近いマスに送る場合は有用とされてきました。隼II型(64戦隊)、Spitfire Mk.IX(熟練)の登場により、順位は下がりましたが、それでもなお第3位の制空値を誇っています。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：三式戦飛燕一型丁
種別　　：陸戦
実質対空：13.5
制空値　：82
行動半径：4

三式戦飛燕系の2番手。飛燕(飛行第244戦隊)や、Spitfire Mk.IX(熟練)と比較すれば見劣りしますが、しかし、制空値82は戦闘機の中では十分トップレベルです。なんと、隼III型甲(54戦隊)や烈風改よりも上なのです。地味な見た目ですが普通に強いので、存在を忘れないであげてください。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：三式戦飛燕
種別　　：陸戦
実質対空：12.5
制空値　：78
行動半径：3

飛燕系では最弱の装備ですが、しかし、それでも烈風改を上回る制空値を持っています。飛燕系はほんとに優秀です。しかし、この装備は他の飛燕系と違って行動半径が3しかないので、使える場面はかなり限定されます。また、この装備まで持ち出さないといけない場面が本当にあるのかというと微妙です。

緊急時には基地航空隊への配備を検討する価値のある艦戦

対空の高い艦戦は基地航空隊に配備したときにも高い制空値になります。本隊の空母に装備させるほうが有効なことが多く、通常、基地航空隊にそういった艦戦を配備すべきではありませんが、どうしても必要なら配備を検討するのも悪くありません。
---------

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：零式艦戦53型(岩本隊)★max
種別　　：艦戦
実質対空：14
制空値　：84
行動半径：6

零戦虎徹という愛称で呼ばれることも多い装備です。事実上、最強の艦戦であり、基地航空隊でも第4位の制空値を発揮します。行動半径も6と長めで、使い勝手もいいです。制空値と行動半径の両方が高い戦闘機が複数必要で、隼II型(64戦隊)だけじゃ足りないとなったら、この装備を使うのもありです。まあでも本隊の空母に載せた場合もすごい力を発揮してくれる装備なので、基地航空隊への配備は慎重に検討したほうがいいです。

画像を拡大

出典：wikiwiki.jp

名称　　：烈風改
種別　　：艦戦
実質対空：12
制空値　：76
行動半径：5

零戦虎徹と同様に優れた対空値を持っている艦戦で、基地航空隊でもけっこう高い制空値になります。零戦虎徹のようにステータスてんこもりというわけではないので、基地航空隊に配備するのに抵抗を感じづらいです。まあしかし、この装備とほぼ同等の性能の陸戦、Spitfire Mk.Vがあるので、そっちを使えば済む場面がほとんどではないかと思います。

今回のまとめ

『行動半径5以上のおすすめ戦闘機』で紹介した装備だけ覚えておけば基本的にはOKです。現在は陸攻3戦闘機1で制空劣勢を狙う編成が主流です。よって、一式戦隼シリーズの上位3機を使っておけば何とかなります。もし行動半径が5でもいいなら、Spitfire Mk.Vを活用し、行動半径が4でもいいなら『行動半径4以下のおすすめ戦闘機』で説明した戦闘機を活用しましょう。将来、大量に戦闘機が必要になるイベントが来るかもしれないので、零式艦戦21型(熟練)★maxと零式艦戦52型(熟練)★maxを量産しておくと安心です。